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邦楽ジャーナル主催

三塚幸彦(みつかゆきひこ)の
「目から鱗の尺八上達術」講習会

第2回講習会 4/14大阪 4/21東京

我が町でも!という開催誘致のご相談も歓迎です


三塚幸彦

第2回 要項(4/14大阪 4/21東京)

第2回「これが最初にやるべき基礎訓練だ!」

前回の「パクパク奏法」では、尺八の吹鳴原理を説き、いかにラクに良い音を出すかを講習しました。第2回の内容は音が出せないうちに染みついてしまったクセの数々を自覚すると共に、クセを排除す方法とクセの無い吹き方から訓練を始める重要性を知っていただきます。またそのことがいかにラクな奏法であるかを味わっていただきます。あわせてカラオケを使った効果的な練習方法も紹介します。是非、ご参加下さい!

第2回大阪講習会=4月14日(日)港近隣センター
(大阪市港区八幡屋1−4−20/地下鉄中央線「朝潮橋」駅徒歩8分)
開場13時/開始13時15分〜17時終了

第2回東京講習会=4月21日(日)法身寺本堂
(東京都新宿区原町3-82 /地下鉄大江戸線「牛込柳町」駅徒歩3分)
開場12時30分/開始13時00分〜17時終了
*早目にお越しいただければ庫裏の2階の月海文庫で尺八関連の資料が閲覧出来ます!

●1尺8寸管と譜面台をご持参下さい。
●お申込み・問合せは、邦楽ジャーナルに電話03-3360-1325、またはFAX03-5389-7690、またはメールinfo@hogaku.com で!
受講希望日、お名前、ご住所、電話(あれば携帯電話も)、メール(あれば)をお知らせ下さい。

講師:三塚幸彦(みつか・ゆきひこ)
    尺八演奏家。遠TONE音、泉州尺八工房、ノーザンライツレコードの各代表。尺八演奏家、尺八制作者、レコーディングエンジニアの顔の他、尺八発音の為の超基礎レベルの指導を得意とする。「邦楽ジャーナル」にて2010年1月号より「目から鱗の尺八上達術」連載中。

講習料:5,000円(税込)


第1回「これがパクパク奏法だ!」(大阪・東京)の模様
目から鱗、大阪1 目から鱗、大阪2 目から鱗、東京
熱気に包まれた講習会場 (左)2013年1月14日大阪・(中)大阪で三塚氏と岩田氏の二重奏・(右)2013年1月20日東京

(邦楽ジャーナル 2013年2月号より)

三塚幸彦の「目から鱗の尺八上達術」講習会の熱気
尺八上達の秘訣を求めて各地から

本誌の連載で4年目を迎えている三塚氏の「目から鱗の尺八上達術」。いよいよその講習会が今年から弊社主催で始まった。1月は大阪と東京で行った。大阪は、当日飛び入り参加も含めて49人の申し込み(東京もほぼ同数)。うち、5人が降雪などのために来れなかったが、会場となった田波楽器(西区)は、遠方からの参加者も多く含め、熱気に包まれた。

どのようにすればラクに良い音が出せるのか、参加者は固唾を呑んで聞く。三塚氏は論理的に実践を交え、ひとつひとつ丁寧に解説する。「パクパク奏法」とは吸って吐くという人間の自然の行為を単純に音に変換させたものだ。それがもたらす効果の大きさを言う。腹式呼吸にしても指遣いにしても、合理的、論理的に理解することで、いかにラクに正確に音が出せるようになるか説いた。「こうしなければならない」というこれまでの思い込みが解き放たれた参加者も多かったに違いない。

最後に、教わった奏法を意識しながら箏・十七絃のカラオケを伴奏に流行歌を皆で演奏した。また、昨年の国際尺八コンクールで優勝した岩田卓也氏が友情出演し、本誌付録「アレンジスコア」から3曲を三塚氏とデュオで聞かせた。その名演奏に大きな拍手が送られ、4時間にわたる講習会を終えた。

参加者からは次回の講習を望む声が多く聞かれた。この講習会は東京と大阪だけで回を重ねるのではなく、今後、全国各地で展開できればと考えている。「我が町へ!」という声を是非編集部まで。(た)

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last update 2013.2.12